【東京のドラム教室】良いドラマーになるために必要な8つのこと【無料動画あり】後半
LiveArt音楽教室の松岡です。
良いドラマーになるために必要な8つのこと・後半をお届けします!
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良いドラマーになるために必要な8つのこと
1,引き算ができる
これも大切なポイントで、良いドラマーほど、叩きすぎません。
上手いだけのドラマーは、常に叩きすぎな特徴があります。
「手数が多い=上手い」と思われがちですが、実は逆です。
「引き算」ができるドラマーが、最も信頼されます。
良いドラマーとは、「自分が叩きたいフレーズ」よりも、「曲に必要なフレーズ」を優先します。
たとえば、美しいバラードで自分が叩きたいだけで激しいフィルインを連発してしまうと、曲が台無しになってしまします。
つまり、引き算の美学を持っていて、
- 音を入れすぎない
- 余白を大切にする
- 他の楽器を活かすプレイができる
良いドラマーは「自分が目立つ」のではなく、「曲をよくする」ことを最優先に考えています。
- シンプルなビートで、しっかりリズムを支えられるドラマー
- 空白の“間”を大切にできるドラマー
- ドラムを聴かせるのではなく、音楽やメロディ、歌を聴かせるドラマー
- そして必要なときにだけ、ど〜んと手数を使えるドラマー。
そんなドラマーは間違いなく良いドラマーでしょう。
良いドラマーは叩けないのではなく、叩かないのです。
2,バンド全体を聴いている
良いドラマーは、自分の音だけじゃなく、バンド全体を聴いています。
上手いだけのドラマーは、自分だけの音に集中してしまいがちです。
たとえば,,,
- ギターのフレーズが複雑だったら、あえてドラムはシンプルに
- ボーカルが盛り上がったら、ドラムも一緒に盛り上がる
このように他のパートに寄り添う演奏ができると、バンドの一体感がぐっと高まりますし、単純に演奏者側も観客側も気持ち良いと思います。
「自分が主役じゃなくてもいい」「音楽全体を支える存在になろう」
そんな意識を持てるのが、良いドラマーです。
つまりドラマーは縁の下の力持ちなんです。
バンド全体の音を聴きながら、さりげなく&しっかり自信を持って支えることができるドラマーは、間違いなく良いドラマーです。
バンド全体を聴くには
- メロディの盛り上がりや雰囲気の変化を掴む
- 歌詞を読んで世界観に合った叩き方をする
- バンドメンバーとミーティングをする
- 自分の演奏を録画する
といった習慣が大事です。
上手いだけのドラマーは、自分の演奏ばかりに意識が向きがちで、アンサンブルという会話が成立してなかったりします。
3,性格が良い
あくまでも僕が実際に出会った良いドラマーの印象ですが、皆ポジディブで性格も明るく、良い人柄な気がします。
だからと言って、無理やりポジティブにならなくても良いし、性格を強引に明るくする必要もありません。
人は人です。
ただ、よっぽどの天才肌や異端児みたいな方を除くと、皆さんの周りの「あの人のドラムなんか良いんだよねぇ」ってドラマーは同じような性格の印象はありませんか?
やはり良いドラマーってのは性格も良いってのが特徴なのかなぁと思います。
例えば、演奏中にボーカルがサビを飛ばしても笑顔で合わせてあげたりすることができると思います。
そして、積極的に発表会やセッションに顔出して、交流を大切にしている印象です。
上手いだけのドラマーは、少し内側を向きすぎているかもしれません。
また、「心から音楽を楽しんでいるドラマーの演奏」には、人を惹きつける力があります。
皆さんもLiveを観に行って、演奏を笑顔で楽しんでいるドラマーは見入ってしまいませんか?
更に、心に余裕があれば、“演奏中のハプニング”を“その日ならではの音楽”に変えられます。
もし皆さんが演奏中にハプニングを経験しても、経験値が上がったとポジティブに捉えましょう!
4,ドラム以外のパートに興味がある
あくまでも僕が出会った範囲内の良いドラマーの特徴ですが、皆ドラム以外の楽器を多少演奏できたり、歌うことが好きな印象があります。
上手いだけのドラマーは、ドラムしか興味がない印象です。
つまり、良いドラマーとは、ドラムという枠に収まらず、良い音楽を演奏したい、届けたい、という気持ちが強いのでしょう。
だからこそ、自分でギターやベースや歌ってみようという行動に出るのかもしれません。
また、他のパートができると客観的にドラムを聞くことができます。
これはメリットしかありません。
- シンバルってこんなにうるさいだ
- フィルインを入れてくれると助かるな
- バスドラの大切さを感じる
- スネアの音抜けが良いとリズム取りやすいな
など沢山の発見があります。
この発見をドラムを演奏した時に落とし込むことができるので、良いドラマーがますます良いドラマーになると思います。
もちろんドラム初心者がドラムで手一杯なのに、他の楽器や歌に手を出すのは大変すぎます。
なのでこの話は知識として頭の片隅に入れておきましょう。
もし、ドラム経験者がこの話を聞いてなるほどなぁと思ったら、バンドで一度でいいからボーカルを担当してみたり、セッションや発表会でボーカル枠にエントリーしてみましょう。
一度でも他のパートを経験するとご自身のドラムが一気に変わるかもしれません!
この記事を執筆した
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