Fillは次のセクションを誘うイメージで叩こう〜前半〜
LiveArtドラム教室講師の松岡健です!
ドラムを練習する際に必ず出てくるのが、Fillです。
フィルと呼びます。
なので、ドラムレッスンでも早い段階でFillを習うと思います。
その際に…
何気なく入れてませんか??
- 先生から教えてくれたから叩く
- 譜面に書いてあるから叩く
初心者は問題ありません♫
まずはFillを入れられるようにしましょ〜。
ですが!!
脱初心者を目指すのであれば、「Fillをなぜ叩くのか??」
ちょっと一緒に考えてみましょ〜!!
ちなみに、ドラム以外にもギターやピアノ等、他の楽器でもFillは使いますよ!
Fillとは??
フィルイン(Fill-In、「埋める」の意)とは、主にドラムセット(広義ではギターやピアノ等の伴奏も含まれる)における演奏技法である。 一定のパターン演奏を繰り返す中でパターンの最後、もしくは楽曲の繋ぎ目の1~2小節で即興的な演奏を入れ、変化をつけることを指し、楽曲のスパイス的な意味合いから日本ではオカズと呼ばれる。
つまり、
- [Aメロ]から[Bメロ]への節目
- [Bメロ]から[サビ]への節目
- [サビ]から[間奏]への節目
上記のように曲の節目,節目に入れるのがFillです。
節目に入れるのが、もはや定番となっています!
基本パターンとFill。
ドラムは、この2つの要素の組み合わせが殆どです。
あとはバリエーションで無限大に展開が広がります♫
ちなみに、[Aメロ][Bメロ][サビ]etc…
これらのことを総称して[セクション]と呼びます。
なので…Fillとは[セクション]の節目に叩くフレーズの事です。
なぜFillを入れるのか?
Fillは入れなくても、もちろん大丈夫です。
あえて入れない場合もあります。
ですが皆さんの場合は、Fillを入れられるようになった方が絶対に良いです!
なぜなら定番だからです。
- 上の歯を磨いたら下の歯を磨くように
- 右の靴下履いたら左の靴下履くように
上の歯磨いて下の歯を磨かなかったら、気持ち悪いですよねwww
つまり少し大袈裟ですが、セクションの節目にFillを入れないと気持ち悪いと感じても良い位です。
そして、Fillをセクションの節目に叩いてくれると思っているメンバーも多いです。
[Fill待ち]って言葉がある位です。
[Fill待ち]とは、ドラマーがFillを入れたら次のセクションへ入る。という事。
その位、定番なのがFillです!
まずはセクションの節目にFillを入れましょ〜!!
Fillは楽しいですよ♫
奥田民生『イージュー★ライダー』
では一つ例を出します!
大好きな曲です♫
intro1に入る前のフレーズがFillです。
intro2に入る前のフレーズもFillです。
つまり、譜面を見ると分かりやすいと思いますが、ほぼ全部のセクションの節目に入っています。
そして大切なのは…
Fillは次のセクションを誘うイメージで叩く!
です!
つまりAメロからBメロに入る時にFillを入れる際は、
「次はBメロだよ〜!」
みたいなイメージで叩くと凄く良いです。
まとめ
「Fillをなぜ叩くのか??」
ここまで読んでくれたら、皆さん自身で何とな〜くFillを入れる理由が分かったのではないでしょうか??
何事も自分自身で感じることが大切!!
ピンとこなくても大丈夫。
特に初心者は難しく考えすぎず、Fillを練習しましょう♫
もう少し書きたいことがあるので、次回にします〜。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
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